(2022.2.25)
国内の新聞・雑誌記事などのWebメディア、ソーシャルメディアの香害関連記事を紹介するページです。
Newsつくば『香害 上 一緒に遊べない、お昼寝できない つくばの保育園児』(2019.6.16):https://newstsukuba.jp/15767/16/06/?fbclid=IwAR0WNICUfLOZ7BI0Lodo8kr9I5jvrfA9NMZL8Zwna7YfvEEFH2LDi49gkT4
サイトより引用:「A子さんの不安にさらに追い打ちをかけるのが来春の就学だ。小学校内の病弱・身体虚弱特別支援学級を希望するが、市から化学物質過敏症の診断書を求められている。しかし専門の外来は近くにない上、B子ちゃんは診療所や病院の待合室にいると具合が悪くなり、虫歯の治療もできないという。」
Newsつくば『香害 下 洗濯に注意促すチラシ配布 つくば市教育委員会』(2019.6.17):https://newstsukuba.jp/15793/17/06/?fbclid=IwAR156DHdbPdS839Lyr5Ogg6C3Ljb8khnxryVsHbI9vyinbuzEr1wi-vTNas
サイトより引用:「白衣の強い匂いで給食が食べられない児童がいる。子どもが持ち帰った白衣は洗濯しても匂いは残り、アイロンをかけたら匂いが立ち上って気分が悪くなったという話もあった。
子どもたちへの影響が懸念され、昨年6月の定例議会で同ネットワークの小森谷佐弥香議員が市の対策を質問した。市は『学校及び幼稚園、保育所の統一した取り組みは行っていないが、強い香りの製品の使用について保護者に配慮をお願いしていく』と回答した。」
Nippon Com『香害:甘い香りが引き起こす新たな空気公害』水野 玲子 (2021.6.9)
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00703/#.YMF-ul7ynMt.twitter
サイトより引用「人工的な香りを加えた化粧品や柔軟剤が人気を集めるにつれて、香りつき製品に含まれる化学物質によって頭痛や吐き気を訴える人が増えている。香りブームの裏でひそかに進行する空気公害に潜むリスクを探る。(中略)
最近では指で触れるとカプセルがはじけて香りが飛びだす絵本まで販売されている。鼻から吸い込んだマイクロサイズやナノサイズのカプセルが肺まで到達し、人の細胞の隙間をすり抜け、血流に乗り人体を汚染する可能性もあり、医学的調査・研究が行われるべきだ。
第2次世界大戦後、日本がめざましい経済発展を遂げる過程で、有機水銀汚染による水俣病や、ポリ塩化ビフェニール(PCB)やダイオキシンによる食品公害であるカネミ油症など悲惨な公害を経験してきた。そうした過去の公害は、健康被害が出始めてから、公害として認定されるまでに長い時間を要し、公害と認定された後も、納得のいく被害者救済には至らないケースも少なからずあった。
『因果関係が証明されていないから香害は存在しない』として、20世紀の公害と同じ過ちを繰り返してはならない。被害が広がる前に早急に手を打つべきだ。嗅覚は生き物にとって危険を察知する重要な感覚である。全体からみればまだ少数かもしれないが、ニオイによる健康被害を訴える人は、私たちの生存を脅かす新たな外敵の襲来に警鐘を鳴らしてくれていると言っても過言ではない。」
『香料の安全性は業界の「お手盛り」基準で大丈夫か』
ダイヤモンドオンライン 岡田幹治:ジャーナリスト (2018.12.20)
https://diamond.jp/articles/-/188510
記事より引用ー
「「香料」と一口に言うが、実は3000を超す物質(成分)があり、ほとんどが「合成香料」だ。柔軟剤など最終製品のメーカーは、これらから複数(数種から数百種)の成分をブレンドし、「調合香料」(混合物)として使う。
しかし個々の物質名は明らかにされない。「香料」と表示されるだけだ。これらの成分は本当に安全なのだろうか。」
「また一つの製品には複数の成分が含まれているし、人はいくつもの香り製品を時間をおかずに使うのが普通だ。複数の成分が混じれば、互いに反応しあうが、こうした反応の健康への影響は考慮されない。
さらに、香料成分には空気などに反応すると有害な作用をもたらすものもある。たとえばリモネンやピネンは空気に触れると、発がん物質のホルムアルデヒドをつくるが、そうした作用はIFRA基準では無視されている。」
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