01-2_2_13 自治体が柔軟剤による香害を推進した事例

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メーカーから柔軟剤の試供品が提供され、それを学校に配るなどの事例が起こっています。2021年6月9日には神戸市とP&Gジャパンが包括連携協定を締結するなどの気になる動きがありました。お住まいの地域の自治体や学校が香害を助長するような動きをしていないかチェックすることが大事です。(2021.9.25 更新、記事No, urlを変更しました。内容については大きな変更はありません。)


・埼玉県内某市立中学校、メーカーから提供された柔軟剤配布の失態
 「P&Gの抗菌レノアお試しサンプルに応募したところ当選したので生徒に配布した」が保護者が学校側に香害について説明したところ、理解を得た事例。学校側は香害を知らなくて、香害を生み出さない配慮にかけており申し訳なかったと謝罪、提供した情報を全職員、学校新聞などで生徒と共有することになった。

「消費者リポート」No.1638 日本消費者連盟 (2020.10.20.) 
P12 「読者の交差点 中学校で全生徒に配付された柔軟剤」

https://nishoren.net/new-information/13666


・多治見市 「私企業の柔軟仕上げ剤を推奨することに関する再質問書」日本消費者連盟 (2020.9.1):
https://nishoren.net/wp/wp-content/uploads/2020/09/782f9a5be0cfc3ee1d71cd9a3ebc179f-1.pdf

・岐阜県 多治見市 『花王の柔軟剤PRに多治見市関わる「香害」被害者ら問題提起』日本消費者連盟会員 深谷桂子 (週刊金曜日オンライン 2020.9.25):http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/09/25/antena-803/